Not Knowing Journalについて
この世界は「知っていること」で溢れています。
名前のあるもの、定義されたもの、説明のつくもの──
けれどぼくはフリーランスとなり、社会と距離を置くようになってからあることに気づきました。
それは、自分がこれまで身につけてきた知識のせいで、自らの視野が狭くなってしまっていたこと。
そして、その知識は、「どう生きるか」という問いの前では、何の役にも立たないということ。
だからこそ、ぼくは「知らない」に立ち返ることを選びました。
見えないものに向き合い、わからなさに沈んでいく。
それは怖くもありますが、同時に人間として最も自由な態度でもある、とぼくは思います。
このブログが扱うこと
この場で扱うのは、「正解」ではありません。
日々の暮らしの中でふと立ち止まったときに生まれる問いや、
言葉にならない思い、心の奥底でかすかに灯る感覚。
そうしたものたちを、静かに拾い上げるように綴っていきます。
その歩みは、以下の4つの領域をめぐります。
▨ 読む / Read
文学や思想、アートレビュー、体系的な知の紹介など――
作品や理論を“読む”行為を手がかりに、世界の見え方をひらくカテゴリです。
本の感想だけでなく、引用をもとにした考察や、背景にある歴史・思想にも触れながら、
読者が新しい視点を持ち帰れるように整えています。
▨ 学ぶ / Learn
個人的な学習体験から、文化・知識・技術の基礎解説まで。
専門的な話題も、肩の力を抜いて理解できるように丁寧にほどき、
日々の仕事や創作に役立つ形でまとめています。
「知る」ことを生活の一部に溶かすための場所です。
▨ 暮らす / Live
日常の習慣、心の整え方、身体との向き合い方、住まいの工夫など、
生活のリアルに寄り添う記事をまとめています。
生活改善のヒントだけでなく、思考や感情の揺れも扱いながら、
暮らしを少しだけ軽くする視点を探ります。
▨ 綴る / Write
文章の書き方、記録の方法、随筆、思索。
実践的なライティングの技術から、
書くときに生まれる葛藤や喜びまで、幅広く扱っています。
「書くことを続けていくための小さな支え」を読者が受け取れるように整えたカテゴリです。
書いている人について
ヒラクと申します。
地方の公立高校から一浪を経て、早稲田大学 政治経済学部 政治学科へ。
総合医療機器メーカー勤務を経て、
現在はフリーランスとして活動中です。
趣味は、ランニング、落語鑑賞、そして高校野球。
ものを持たないミニマルな暮らしを心がけ、
一日一食のリズムの中で、身体と精神の静けさを大切にしています。
社会の喧騒から少し距離をとって、
問いとともに生きるスタイルを模索し続けるアラサーです。
この場に寄せる祈り
このブログは、何かを「教える」場所ではありません。
むしろ、知識を手放し、「わからないままに生きる」ことを肯う場所です。
問いにとどまり、揺らぎを引き受ける。
そんな日々の中で、少しずつ世界との関係を結び直していけたら──
それが、この場に託したささやかな願いです。
積み上げてきた知の塔を一度壊して、
もっと根源的な方へ歩いていく。
重さを力に変えるのではなく、
重さから自由になるという選択もまた、ひとつの生き方だと信じています。
この記録が、どこかの誰かの、静かな旅の道標となれば幸いです。
お問い合わせ・応援について
ご意見・ご感想などは、コンタクトフォームよりお送りください。
また、「OFUSE」を通じてご支援いただくことも可能です。
いただいた応援は、文章を綴り続けるための灯となります。
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